REFORM COLUMN

カウンターキッチンにリフォームする方法|種類・費用相場・後悔しないポイントを解説

2026.02.23

「壁付けキッチンを対面式に変えて、開放的な空間を作りたい」「子どもの様子を見ながら料理できるキッチンにリフォームしたい」といったご要望をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

カウンターキッチンは、リビング・ダイニングとのつながりを感じられる人気のレイアウトです。対面式のため、料理中もコミュニケーションが取りやすく、配膳や片付けもスムーズに行えます。

本記事では、カウンターキッチンにリフォームする具体的な方法、種類別の費用相場、メリット・デメリット、後悔しないためのポイントについて詳しく解説します。

カウンターキッチンとは

カウンターキッチンは、キッチンとリビング・ダイニングの間にカウンターを設けた対面式レイアウトのキッチンです。壁に向かって調理する壁付けキッチンとは異なり、リビング側を向いて料理ができるため、家族とのコミュニケーションが取りやすいことが最大の特徴です。

カウンター部分は配膳や片付けの際の作業台として活用でき、食事の受け渡しもスムーズに行えます。また、カウンターに椅子を配置すれば、ちょっとした軽食やお茶を楽しむスペースとしても利用可能です。

リビング・ダイニングとの一体感が生まれ、開放的で広々とした空間を演出できます。子どもの様子を見守りながら料理ができることや、来客時にも会話を楽しみながら調理できる点が、多くの家庭に選ばれる理由です。

カウンターキッチンの種類とレイアウト

カウンターキッチンには、キッチンの配置や形状によって複数の種類があります。それぞれに特徴やメリットが異なるため、住まいの間取りや家族のライフスタイルに合わせて最適なレイアウトを選ぶことが重要です。

  • ペニンシュラキッチン
  • アイランドキッチン
  • Ⅱ型キッチン(セパレート型)
  • ​​フラット対面キッチン

ここでは、代表的な5つのカウンターキッチンについて、特徴と費用相場を詳しくご紹介します。

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンは、キッチンの片側が壁に接しているレイアウトで、「半島」を意味する名前の通り、壁から突き出した形状が特徴です。カウンターキッチンの中で最も設置しやすく、人気の高いタイプといえます。

壁に接している側には換気設備や配管を集約でき、工事の規模を抑えられるため、コストパフォーマンスに優れています。壁付けキッチンからペニンシュラキッチンへのリフォームは比較的スムーズに行えるため、多くの家庭で採用されることが多いレイアウトです。

アイランドキッチン

アイランドキッチンは、壁に接することなく部屋の中央に独立して配置されるレイアウトで、「島」のような存在感が特徴です。四方から作業できるため、複数人での調理がしやすく、開放感が最大のメリットとなります。

ダイニングやリビングとの一体感が最も強く、おしゃれで高級感のある空間を演出できます。ただし、キッチンの周囲に通路を確保する必要があるため、広いスペースが必要です。

一般的には、LDKが20畳以上ある住宅に適しています。また、壁から離れた場所に配置するため、換気ダクトや配管の延長工事が必要となり、費用が高くなる傾向があります。

Ⅱ型キッチン(セパレート型)

Ⅱ型キッチンは、シンクとコンロを別々のカウンターに分けて配置するレイアウトです。例えば、壁側にコンロを配置し、対面側のカウンターにシンクを設置することで、作業スペースを広く確保できます。

調理の動線が短くなるため、効率的に料理ができることが大きなメリットです。シンクとコンロの間を数歩で移動できるため、2人で同時に作業する場合にも便利なレイアウトといえます。また、それぞれのカウンターに作業台を設けられるため、下ごしらえと調理を同時進行しやすくなります。

ただし、シンクとコンロの間を移動する際に床に水滴が落ちやすいため、床材の選定や動線の工夫が必要です。また、2つのカウンターを設置するため、ある程度の広さが求められます。

フラット対面キッチン

フラット対面キッチンは、カウンター部分に立ち上がりがなく、完全にフラットな天板が特徴のレイアウトです。キッチンとダイニングの境界がなく、すっきりとした見た目が人気を集めています。

カウンター越しの視界が遮られないため、家族とのコミュニケーションが取りやすく、開放感が抜群です。ダイニング側からもカウンターを作業台として使えるため、配膳や盛り付けがスムーズに行えます。また、カウンターに食器や調理器具を一時的に置けるため、料理の効率が上がります。

デメリットとしては、油跳ねや水はねが気になりやすいため、こまめな掃除が必要です。

カウンターキッチンへリフォームする費用相場

カウンターキッチンへのリフォーム費用は、工事内容やキッチンのグレードによって大きく変動します。ここでは、リフォームパターン別の費用相場を詳しくご紹介します。

リフォーム内容 費用相場 工期目安 主な工事内容
壁付けから対面式へ変更 55~200万円 5~10日 配管移動・電気工事・キッチン本体交換
キッチン本体のみ交換 50~150万円 3~7日 既存撤去・新規キッチン設置
カウンター交換・追加 10~30万円 1~3日 カウンター天板交換・造作工事
レイアウト大幅変更 80~250万円 7~14日 配管・ダクト移設・床壁補修
アイランドキッチンへ変更 150~350万円 10~20日 大規模配管工事・換気設備移設
立ち上がり部分の追加 5~15万円 1~2日 カウンター造作・仕上げ工事

カウンターキッチンリフォームの費用を左右する最も大きな要因は、キッチン本体のグレードです。国内メーカーのスタンダードモデルであれば50万〜80万円程度ですが、高機能な設備やデザイン性の高いハイグレードモデルを選ぶと、150万〜300万円以上かかることもあります。

食洗機やIHクッキングヒーター、タッチレス水栓などのオプション設備も費用を押し上げる要因です。

カウンターキッチンリフォームで後悔しないための注意点

カウンターキッチンへのリフォームを成功させるためには、事前の計画と確認が欠かせません。デザインの良さだけでなく、実際の使い勝手や生活動線を考慮することで、長く快適に使えるキッチンを実現できます。

  • レイアウトと動線の確認
  • カウンターの高さと奥行きの確認
  • 収納計画をしっかり立てる

ここでは、リフォーム後に後悔しないために押さえておくべき3つの重要なポイントについて詳しく解説します。

レイアウトと動線の確認

カウンターキッチンのレイアウトを決める際は、冷蔵庫・シンク・コンロを結ぶワークトライアングルの動線を意識することが重要です。この3つの距離が適切であれば、効率的に調理ができ、無駄な移動を減らすことができます。

理想的な配置は、3つの合計距離が3.6〜6メートル程度とされています。また、キッチン周辺の通路幅も快適性を左右する重要な要素です。カウンターキッチンの背面に収納や冷蔵庫を配置する場合、通路幅は最低でも80センチ、できれば90〜100センチ確保することが推奨されます。

2人で同時に作業することが多い家庭では、さらに広めのスペースが必要です。配膳や片付けの動線もシミュレーションし、家族の生活パターンに合った配置を検討しましょう。

カウンターの高さと奥行きの確認

カウンターの高さは、作業のしやすさに直結する重要なポイントです。一般的なキッチンの高さは85センチ、90センチ、95センチの3種類があり、主に調理する人の身長に合わせて選択するのが良いでしょう。

目安としては「身長÷2+5センチ」が適切な高さとされており、身長160センチの方であれば85センチ、170センチの方であれば90センチが理想的です。カウンターの奥行きも使い勝手に影響します。

作業台としての奥行きは65センチ程度が標準ですが、ダイニング側にも使えるようにする場合は、もう少し広めに設計すると便利です。また、カウンターにダイニングチェアを配置する場合は、椅子を引くスペースとして背面に60〜70センチ程度の空間を確保する必要があります。

実際に使う場面を想像しながら、最適なサイズを決定しましょう。

収納計画をしっかり立てる

カウンターキッチンにリフォームする際、壁付けキッチンに比べて吊り戸棚を設置しにくくなるため、収納スペースが減少する可能性があります。特にフラット対面キッチンやアイランドキッチンでは、開放感を重視するあまり、十分な収納を確保できないケースが多く見られます。

収納不足を解消するためには、背面収納やパントリーの設置を検討することが効果的です。カップボードや食器棚を壁面に配置することで、食器や調理器具をしっかり収納できます。また、キッチンカウンターの下部に引き出しや扉付きの収納を設けることも重要です。

吊り戸棚を設置する場合は、視線を遮らない高さや奥行きの浅いタイプを選ぶことで、開放感を損なわずに収納力を確保できます。事前に収納したいものをリストアップし、必要な収納量を把握しておきましょう。

まとめ|カウンターキッチンリフォームは専門業者に相談を

カウンターキッチンへのリフォームは、家族とのコミュニケーションを大切にしたい方や、開放的なLDK空間を実現したい方におすすめです。ペニンシュラキッチン、アイランドキッチンなど、レイアウトの選択肢も豊富で、住まいの間取りやライフスタイルに合わせた最適なプランを選ぶことができます。

名古屋市を拠点にリフォームを手がけるニノス株式会社では、キッチンリフォームの豊富な実績があり、壁付けキッチンからカウンターキッチンへの変更にも対応可能です。お客様のご要望やライフスタイルに合わせて、最適なレイアウトや設備をご提案し、使いやすく快適なキッチン空間づくりをサポートいたします。

「家族と会話しながら料理できるキッチンにしたい」「収納力も確保したカウンターキッチンにリフォームしたい」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ニノスにご相談ください。地域密着のリフォーム専門店として、お客様の理想のキッチンづくりを全力でお手伝いいたします。